車買取査定スタッフ本人が解説 車のどこを見て査定するの?

こばなし

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車を売却する際に、出張査定などを受ける際、大切な愛車をじっくり隅々と見られる羽目になりますが、実際査定スタッフはどの様なところを見るのでしょうか?また、どの様なことを重視して金額を出していくのでしょうか?解説していきます。

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車両情報(車検証・保証書・整備記録など)

まず必ず見られるのが、初年度登録年月日や車両型式、車体番号などの記載されている車検証。正規ディーラー車であることや、新しい車であれば保証期間を確認する意味で保証書。しっかり整備がなされているか等を確認できる整備記録簿等です。中古で購入している場合は保証書、整備記録簿が無い事もありますが、車検証は基本的に必ず車の中に置いてあると思いますので、問題ないでしょう。(一時抹消済みの車であれば抹消謄本)

走行距離・車両状態

エンジンをONにし、現在の走行距離を確認します。また、エンジンをかけた後に軽くエンジン回転数を上げ、異音が無いかをチェックします。他にもステアリングを切った際異音が無いか、パワーウインドウやパワーシート等の電動部、ナビ等に異常が無いかなどをチェックします。

ボディカラーも、カラーコードをしっかり確認します。

グレード・装備・オプション(パッケージオプション)

近頃の車は、一つの車種に10以上のグレードがあるという事も多くなってきました。このグレードにしかこの装備が付かない、逆にこのグレードにこの装備は設定できないなど、ややこしいですが査定業者が専門的に取り扱っている車種だとすぐにわかります。新車価格で、下位グレードと上位グレードで500万円以上差があるという車もザラにあるので、このあたりは業者としてもしっかり確認する項目の一つです。

またオプションによっても買取金額に大きく差が出ます。パッケージオプションというのは複数のオプションをセットにしたオプションで、新車購入の場合一つ一つ設定していくより安くなりますが、買取の時に高評価になるパッケージオプションも多数あります。

査定をしてくれているスタッフが、もしあなたの車に詳しくなさそうであれば、オプション(パッケージ)装備をしっかり伝えた方が良いでしょう。見落とされるケースも多々あります。

事故修復歴・板金塗装・パーツ交換歴

査定を始める前に聞かれるケースも多いかと思いますが、もし中古で購入されている場合、前のオーナーが起こした事故や、加修などを完璧に把握する事は容易ではありません。新車で買っていて傷を付けて直したりしたことは無いと伝えても、査定業者は仕事なのでしっかり車の状態の確認をするでしょう。

ボンネットやドア、トランクを開け、さらには下廻りをのぞき込み車両フレーム部に曲がりや修復跡がないか、ボルトを回した痕跡が無いか等をチェックします。板金塗装歴は塗装面に異常がないか、左右のボディや全体と見比べたり触って確かめたりしながら判断していきます。(膜厚計という塗装の膜の厚みを図る特殊な計器を使う会社もあります。)

事故歴にならないにしてもフェンダーやバンパー、ドア交換歴などは査定にマイナスになるケースもありますが、見る人が見ればわかってしまう事なので、知っている事は正直に伝えた方が良いでしょう。

傷・ヘコミ・劣化等の内外装の状態

10万キロ走っているのに、飛び石しか無い車もあれば、1万キロで傷だらけの車もあったりします。走行距離が少ないのに傷ヘコミが多い車は、綺麗に板金塗装をしなければ販売店で売れないケースが多いので、買取金額は相場より大幅なマイナスになりがちです。(走行距離の少ない車は傷が少ない車が多いので、わざわざ傷の多い車に手を出しずらい)

内装は年式、走行距離なりに劣化が進むことは多いですが、外装の状態は日々の心がけやボディカバーをかけたり保管場所を屋根付きに変更したりコーティングをかけたりとで大きく差がでます。

当たり前ですが、綺麗な状態であれば高額買取が望めますし、そうでなければ安くなってしまいます。

アフターパーツ・社外品の有無 またノーマルパーツの有無

新車販売時より、消耗品以外の部品も交換されてるケースも多くあります。一昔前よりはかなり減っては来ましたが、マフラーやホイールを交換してカスタムを楽しんだり、シートヒーターやUSBソケット増設など快適装備を追加されている事もあるかと思います。

カスタム車両が高価買取につながるかは、カスタムに使われているパーツや仕上がり具合、買取店の得手不得手にもよりますが、メーカー系のアフターパーツなどであれば査定額にプラスされる可能性は高いと思っていいでしょう。但し、派手ではなかったり、ブランドロゴなどが入らないケースも多いので、気づかれない可能性もゼロではありません。最初に伝えてもいいかもしれません。

ホイールで言えばBBSやRAYS、マフラーならHKSや柿本など人気メーカーのものであればプラス査定してもらえる可能性は高いですが、ノーマルパーツが残っている場合の方が販売時有利になるので、取ってあるなら伝えましょう。

また、チューニングショップでフルカスタムされた車両などは、カスタムカーが得意な会社が高価買取をするケースも多く、その場合はノーマルパーツの有無はあまり気にされない事もあります。

まとめ

今回書いた内容を、おおよそ30分前後でチェックしていきます。またそこから査定金額をはじき出すのに10分~30分前後掛かります。お客様側からすると、長く感じるかもしれませんがそれなりに多くの事を確認して値段を出していくので、温かい目で見守ってあげましょう。

同じ年式、同じ走行距離帯であれば、人気色(基本的に白かパールか黒)、事故歴板金歴傷ヘコミなしで人気オプションはしっかり装備であれば高額査定は望めると思います。

カスタム車両については、買取店により好き嫌いが分かれるので、大手ばかりでなくカスタム車両に強そうな店舗などに必ず聞くようにしましょう。

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